「会社の備品購入、もっと効率的にできないかな?」
「副業で使うものを、個人の買い物としっかり分けたい」
そんなお悩みを持つ中小企業の担当者様や、個人事業主の方に最適なサービスが「Amazonビジネス」です。
この記事では、多くの企業で導入されているAmazonビジネスについて、そのメリットから具体的な登録方法、ログイン手順、さらには複数人での管理方法やトラブルシューティングまで、徹底的に解説します。
この記事を読めば、あなたはAmazonビジネスをスムーズに導入し、日々の購買業務を劇的に効率化できるようになるでしょう。
→すぐにAmazonビジネスの登録方法を確認したい方はこちら

Amazonビジネスは、Amazonが提供する法人や個人事業主向けの通販サービスです。個人向けのAmazon.co.jpに事業者向けの機能やサービスが追加されており、ビジネス活動における購買プロセスを改善し、業務を効率化することを目的としています
- 法人価格や数量割引が利用できる
- 見積書を発行できる
- 請求書による後払いが選択できる
- 複数のユーザーアカウントを作成できる
目次
Amazonビジネスとは?個人向けAmazonとの違いと導入するメリット
Amazonビジネスは、法人および個人事業主を対象とした専門のEコマースプラットフォームです 。見た目や使い方は普段私たちが利用しているAmazonとほとんど同じですが、ビジネス用途に特化した多くの便利な機能が備わっています 。
すでに日本の国立大学の90%以上、アメリカのトップ企業上位100社の半数以上が登録しており、その信頼性は非常に高いと言えます 。
ビジネス利用に特化した、主なメリットを見ていきましょう。
メリット1:コスト削減につながる「法人価格」と「数量割引」

Amazonビジネスの最大の魅力の一つが、経費削減への貢献です 。多くの商品には、一般向けの価格よりも安価な「法人価格」が設定されています 。
さらに、同じ商品をまとめて購入する際には「数量割引」が適用されることもあります 。購入数が増えるほど割引率が高くなるため、コピー用紙や文房具といった消耗品の定期的な大量購入で大きなコストメリットが生まれます。
メリット2:経理業務が楽になる「請求書払い」

「請求書払い」を利用すれば、1ヶ月分の購入代金をまとめて後払いにできます 。これにより、都度の経費精算や社員の立替払いの手間を大幅に削減可能です 。
請求書は、企業の会計フローに合わせて「月ごとに1枚」または「注文ごとに発行」かを選択できる柔軟性も持ち合わせています 。
メリット3:内部統制を強化する「管理機能」と「承認ルール」

従業員が増えてくると、「誰が何を買ったのかわからない」「不要なものまで購入してしまう」といった問題が起こりがちです。
Amazonビジネスでは、複数ユーザーのアカウントを一元管理し、従業員ごとに購買権限を設定できます 。さらに「承認ルール」を設定すれば、一定金額以上の注文に上長の承認を必須とするようなワークフローを簡単に構築できます 。
これにより、不要不急の購入や予算超過を未然に防ぎ、企業のガバナンスを強化します 。
メリット4:購買データを分析して「戦略的な購買」を実現
「いつ、誰が、何を、いくらで購入したか」という購買データは、詳細なレポートとして出力できます 。このデータを分析することで、将来の予算策定やさらなるコスト最適化に繋がるヒントを得ることができます 。
Amazonビジネスは、日々の購買活動を単なる「作業」から、データに基づいた「戦略的活動」へと変革させる力を持っているのです 。
【最重要】登録前に決めるべきこと:新規作成か個人アカウントからの移行か

Amazonビジネスの登録を始める前に、非常に重要な選択があります 。それは、
「①新しくビジネス用のアカウントを作る」
「②既存の個人用アカウントを移行する」
かです 。
この選択は、将来の経理処理やプライバシーに大きく影響するため、慎重に判断しましょう 。
選択肢1:新規ビジネスアカウントの作成(強く推奨)
結論から言うと、
特に理由がなければ、必ず新規で作成することをおすすめします 。
- 必要なもの: 個人用Amazonアカウントに登録されていない、新しいメールアドレス 。会社のドメイン(例:
xxx@your-company.com
)があれば、それを使うのがベストです 。 - メリット:
- 個人とビジネスの購入履歴、支払い方法、配送先が完全に分離される 。
- 経理処理が明瞭になり、プライバシーも保護される 。
- 将来、従業員を追加する際に、個人の購入履歴を見られる心配がない 。
- デメリット:
- 初期設定に少し手間がかかる。
会社の経費と個人の支出を明確に分けることは、ビジネスの基本です。将来的な混乱を避けるためにも、新規作成が最適な選択と言えます 。
選択肢2:既存の個人アカウントからの移行
こちらは、既存の個人アカウントをそのままビジネスアカウントに切り替える方法です 。
- プロセス: 個人アカウントで使っているメールアドレスで登録手続きを進めます 。
- 引き継がれるもの: 個人の注文履歴、住所、支払い方法 。
- 重大な注意点:
- プライバシーのリスク: 従業員を追加した場合、過去の個人的な注文履歴が他のユーザーに閲覧される可能性があります 。
- プライム会員資格の変更: 個人で加入しているAmazonプライムは自動的にキャンセルされ、Businessプライムの無料体験に切り替わることがあります 。
- 不可逆的な操作: 一度移行すると、元の個人アカウントに簡単には戻せません 。
手軽に見えますが、公私混同によるリスクが非常に大きいため、この方法は特別な理由がない限り避けるべきです 。
Amazonビジネスの登録方法を5ステップで解説【法人・個人事業主】

アカウントの方針が決まったら、いよいよ登録作業に進みます 。情報の正確性が審査をスムーズに進める鍵です 。
ステップ1:公式サイトにアクセス
まず、Amazonビジネスの公式サイトにアクセスし、「無料登録はこちら」のボタンをクリックします 。
ステップ2:メールアドレスとパスワードの設定
アカウント作成のために使用するメールアドレスを入力し、パスワードを設定します 。パスワードは最低6文字以上で設定してください 。
ステップ3:事業情報の入力
ここが登録プロセスの中心です 。証明書類と完全に一致する情報を、正確に入力してください 。
- 会社・機関名: 法人登記されている正式名称を、法人格(例:株式会社)も含めて正確に入力します 。「(株)」のような省略形は使わないでください 。
- 住所: 法人の場合は登記上の本社所在地を、個人事業主の場合は提出書類に記載の住所を入力します 。
- 連絡先情報: 会社の代表電話番号と、アカウント管理者の氏名を入力します 。
ステップ4:本人確認と書類の提出(個人事業主の場合)

法人の場合は公的なデータベースで認証されることが多いですが、個人事業主の場合は事業の実在性を証明するため、以下のいずれか1点の書類提出が必須です 。
- 開業届出書の写し
- 直近2年以内の所得税の確定申告書Bの写し(税務署の受付印があるもの)
- 直近2年以内の所得税青色申告決算書の写し
- 青色申告承認申請書の写し
- 適格請求書発行事業者の登録通知書の写し
- 受付印の確認: 税務署の受付印がはっきりと写っていることを確認してください 。e-Taxで申告した場合は、「受信通知」も一緒に提出が必要です 。
- マイナンバーのマスキング: 書類をアップロードする前に、マイナンバー(個人番号)は必ず黒塗りなどで完全に隠してください 。
ステップ5:審査完了を待つ
すべての情報を提出後、Amazonによる審査が行われます 。審査には通常、最大で3営業日ほどかかります 。
審査が完了し、アカウントが承認されると、「Amazonビジネスへようこそ」という件名のメールが届き、サービスの利用を開始できます 。
Amazonビジネスのログイン方法と便利なアカウント切り替え
無事に登録が完了したら、次はログイン方法を確認しましょう 。
基本的なログイン手順
- Amazonビジネスの公式ログインページにアクセスします 。
- 登録したメールアドレスとパスワードを入力してログインします 。
たったこれだけです。普段のAmazonと同じ感覚で利用できます。
【神機能】個人用アカウントとの簡単な切り替え方法
「仕事で使うものを探したついでに、自分の買い物もしたい」 こんな時、いちいちログアウトして再ログインするのは面倒ですよね。
Amazonビジネスには、個人用アカウントとビジネス用アカウントをシームレスに行き来できる「アカウント切り替え」機能が用意されています 。

- PC(ブラウザ)での手順:
- サイト右上のアカウント名(「〇〇さん」の部分)をクリックします 。
- ドロップダウンメニューから「アカウントの切り替え」を選択します 。
- 連携しているアカウント一覧が表示されるので、切り替えたい方をクリックします 。
- スマートフォンアプリでの手順:
- 画面下のメニューアイコン(三本線)をタップします 。
- 「設定」>「アカウントの切り替え」の順に進むと、同様に切り替えが可能です 。

この機能を使えば、公私の買い物をストレスなく、かつ明確に区別しながら行えます 。
複数人で使うには?ユーザーの追加と権限管理の方法
Amazonビジネスの真価は、チームや組織全体で利用する際に発揮されます 。
ユーザー(従業員)を追加する方法
管理者は、従業員をビジネスアカウントに招待し、一緒に利用することができます 。
- 個別招待: 管理者がユーザーのメールアドレスと役割を指定して、一人ずつ招待します 。招待された人は、届いたメールの案内に従って登録を完了させます 。
- 一括アップロード: 従業員数が多い場合は、情報を記載したファイルをアップロードして、一度に多数のユーザーを追加することも可能です 。
「グループ」と「役割」で権限を管理する
追加したユーザーは、「営業部」「開発部」のように「グループ」で分けることができます 。グループごとに支払い方法や承認ルールを設定できるため、組織の実態に合わせた柔軟な管理が可能です 。
さらに、ユーザーには権限の異なる「役割」を割り当てます 。主要な役割は以下の通りです 。
役割 | 主な権限 | こんな人におすすめ |
管理者 | 全ての管理機能(ユーザー追加、支払い方法設定など) | 経理部長、総務責任者 |
購買依頼者 | 商品の発注のみ(承認が必要な場合あり) | 一般社員 |
会計担当者 | 注文は不可だが、請求書やレポートを閲覧できる | 経理担当者 |
システム担当者 | 外部システムとの連携など技術的な設定が可能 | 情報システム担当者 |
Google スプレッドシートにエクスポート
(出典: に基づき作成)
このように、役割分担を明確にすることで、内部統制を保ちながら、現場の社員にスムーズな購買体験を提供できます 。
セキュリティは大丈夫?2段階認証でアカウントを強力に保護
ビジネスアカウントは会社の資産に直結するため、強固なセキュリティ対策は必須です 。最も効果的なのが「2段階認証」の設定です 。
2段階認証とは、パスワードに加えて、スマートフォンなどに届く確認コードの入力を求めることで、不正ログインを極めて困難にする仕組みです 。
2段階認証の設定方法
- 「アカウントサービス」から「ログインとセキュリティ」へ進みます 。
- 「2段階認証」の設定を開始し、認証コードを受け取る方法を選択します 。
主な認証方法は以下の2つです。
- SMS(テキストメッセージ): 携帯電話番号に認証コードが送られてくる、手軽な方法です 。
- 認証アプリ(推奨): 「Google Authenticator」などのアプリを使います 。より安全性が高い方法です 。
設定時には、メインの認証方法が使えなくなった場合に備えて、
バックアップ手段の登録が必須となります 。この仕組みがあることで、「スマホを紛失してログインできなくなった」という事態を防げます 。
【トラブル解決】登録・ログインできない時の原因と対処法
最後に、よくある登録・ログイン時のトラブルと、その解決策をまとめました 。
ケース1:登録の審査が承認されない
承認されない場合、ほとんどの原因は入力情報や書類の不備です。
- よくある原因:
- 登録フォームの会社名・住所と、提出書類の情報が微妙に違う(例:「株式会社」と「(株)」) 。
- 提出した書類が、指定されたものではなかった 。
- 書類のスキャンデータが不鮮明、またはマイナンバーが隠されていない 。
- 対処法:
- Amazonから届く審査結果のメールをよく読み、指摘された箇所を修正して再申請しましょう 。
ケース2:ログインできない
ログインできない時は、慌てずに以下のステップで確認してください 。
- 入力ミスを確認: メールアドレスやパスワードの打ち間違い、大文字・小文字の違いがないか確認します 。
- ブラウザの問題をチェック: ブラウザのキャッシュやCookieを削除すると解決することがあります 。また、別のブラウザで試してみるのも有効です 。
- パスワードをリセット: どうしてもログインできない場合は、ログインページの「パスワードをお忘れですか?」から再設定を試みましょう 。登録したメールアドレスに、ワンタイムパスワードが送られてきます 。
- 2段階認証のトラブル: SMSが届かない場合は、バックアップ手段を試してください 。
それでも解決しない場合や、アカウント乗っ取りの可能性がある場合は、速やかにAmazonのカスタマーサービスに連絡してください 。
まとめ:Amazonビジネスで購買業務のDXを始めよう
本記事では、Amazonビジネスの登録方法からログイン、応用的な管理方法までを網羅的に解説しました。
- Amazonビジネスは、コスト削減と業務効率化を実現する強力なツール
- 登録時は、将来のために「新規アカウント作成」が絶対におすすめ
- 個人事業主は、事前に必要書類を正確に準備することが重要
- アカウント切り替え機能で、個人利用との両立もスムーズ
- 複数人での利用や2段階認証で、安全かつ効率的な組織購買が実現
高価な専用システムを導入しなくても、使い慣れたAmazonのインターフェースで、会社の購買業務を大きく改善できます 。
日々の面倒な経費精算や備品購入の手間から解放され、より創造的な仕事に時間を使うために。まずは無料のAmazonビジネスアカウント登録から始めてみてはいかがでしょうか。

Amazonビジネスは、Amazonが提供する法人や個人事業主向けの通販サービスです。個人向けのAmazon.co.jpに事業者向けの機能やサービスが追加されており、ビジネス活動における購買プロセスを改善し、業務を効率化することを目的としています
- 法人価格や数量割引が利用できる
- 見積書を発行できる
- 請求書による後払いが選択できる
- 複数のユーザーアカウントを作成できる