「Amazonでの事業用の仕入れ、個人アカウントでやってるけど経費管理が面倒…」 「Businessプライムっていうのがあるけど、年会費が高いんでしょ?」
そんな風に思っている個人事業主や副業ワーカーの方に、救世主のように見えるのが「BusinessプライムDuo」。年会費はたったの2,450円(税込)で、ビジネス向けの特典が受けられると聞けば、すぐにでも申し込みたくなりますよね。
しかし、その安さにはいくつかの「条件」と「注意点」が隠されています。
この記事では、あなたがBusinessプライムDuoに登録して「こんなはずじゃなかった…」と後悔しないために、見落としがちな5つのデメリットを徹底的に解説します。
メリットや登録方法も詳しくご紹介しますので、最後まで読めば、あなたが本当にDuoプランに入るべきか、自信を持って判断できるようになります。

【無料】Amazonビジネスで見積書・請求書払いが簡単に!
- 見積書・請求書発行が簡単!(法人向け特典)
- 年会費無料
- メアドだけでカンタン
- 登録法人割引・数量割引でさらにお得
- 法人カード利用でポイントも貯まる
従業員でも気軽に登録できる
目次
結論:BusinessプライムDuoはこんな人にはおすすめしない!

まず結論から。いくら安くても、以下に当てはまる方はBusinessプライムDuoに登録すると、かえって不便を感じる可能性があります。
- 経理担当者や他のスタッフとAmazonアカウントを共有したい人
- 現在、個人のAmazonプライム会員でない、または今後も入る予定がない人
- Amazonでの事業用購入が年に数回しかない人
- 将来的に2人以上の従業員を雇う計画が具体的に決まっている人
もし一つでも当てはまるなら、この記事を読んで、他の選択肢も検討してみてください。逆に、これらに当てはまらない「一人で事業を運営する個人プライム会員」の方にとっては、Duoは最強のコスパを誇るプランと言えるでしょう。
そもそもBusinessプライムDuoとは?基本をサクッとおさらい

デメリットを見る前に、まずはBusinessプライムDuoがどんなサービスなのか、基本情報を確認しておきましょう。
プライム会員なら年会費2,450円で使える「1人向け」プラン
BusinessプライムDuoは、Amazonビジネスアカウントで利用できる有料会員プログラム「Businessプライム」の中で、最も小規模な事業者向けのプランです。
最大の特徴は、既存のAmazonプライム会員であれば、年会費2,450円(税込)という破格の安さで利用できること[1]。
個人事業主やフリーランス、副業を始めたばかりの方など、「ひとまずビジネス用の購入環境を整えたい」というニーズにぴったりとハマるプラン設計になっています。
通常プライム・他Businessプライムプランとの違いを一覧比較
「個人のプライムと何が違うの?」「無料のビジネスアカウントのままで十分じゃない?」という疑問を解消するために、それぞれの違いを一覧表にまとめました。
まず理解しておきたいのは、Amazonビジネスアカウントは無料で登録できるということです。無料アカウントでも「請求書払い」や「法人価格」といった恩恵は受けられます。BusinessプライムDuoは、その無料アカウントにプライムの配送特典などを追加する有料オプションという位置づけです。
比較項目 | 個人プライム | Amazonビジネス(無料) | BusinessプライムDuo | BusinessプライムEssentials |
対象 | 個人 | 法人・個人事業主 | 個人事業主・小規模事業者 | 中小企業 |
ユーザー数 | 1人 | 1人 | 1人 | 最大3人 |
年会費(税込) | 6,000円 | 0円 | 2,450円 個人プライム加入必須 | 6,900円 |
お急ぎ便/日時指定便 | 無料 | 有料 | 無料 | 無料 |
請求書払い | 不可 | 利用可能 | 利用可能 | 利用可能 |
法人/個人事業主向け価格 | なし | あり | あり | あり |
数量割引 | なし | あり | あり | あり |
購入分析ツール | なし | あり(基本機能) | あり | あり |
Prime Video/Music | 利用可能 | 利用不可 | (個人アカウント側で) | 利用可能利用不可 |
この表を見ると、無料のビジネスアカウントとDuoの最大の違いは「お急ぎ便などのプライム配送特典」の有無であることがわかります。
「仕入れのスピードが重要」「頻繁に少量ずつ購入する」という方にとっては、配送料が毎回かかる無料プランよりも、年会費2,450円を払ってでもDuoプランにした方がトータルコストを抑えられる可能性が高いでしょう。
【本題】登録前に知るべきBusinessプライムDuoの5つのデメリット

基本情報を理解した上で、いよいよ本題であるデメリットを深掘りしていきましょう。
デメリット①:利用は1ユーザーのみ!複数人での管理は不可
BusinessプライムDuo最大のデメリットは、利用できるユーザーが1人のみという点です。
例えば、あなたが仕入れを担当し、奥様や経理担当のスタッフが支払い管理をする、といった複数人での運用はできません。すべての発注から支払い、経費管理までを一人で完結させる必要があります。
もし誰かとアカウント情報を共有すれば利用は可能ですが、セキュリティのリスクや責任の所在が曖昧になるため、Amazonは推奨していません。将来的に人を雇って業務を分担したいと考えている場合、この「1ユーザー縛り」が足かせになる可能性があります。
デメリット②:個人のAmazonプライム会員であることが大前提
「年会費2,450円」という安さに惹かれますが、これには大きな前提条件があります。それは、あなたがすでに個人のAmazonプライム会員であることです。
現在プライム会員でない方は、まず個人アカウントでプライム会員(年会費6,000円または月会費600円)に登録し、その上でBusinessプライムDuoに申し込む必要があります。
「ビジネスでしかAmazonを使わないから、個人プライムは必要ない」という方にとっては、Duoプランのメリットは享受できません。
デメリット③:実質コストは「年会費2,450円+6,000円」
デメリット②と関連しますが、コスト面での注意点です。
BusinessプライムDuoを利用するための年間実質コストは、Duoの年会費2,450円+個人プライムの年会費6,000円=合計8,450円となります。
もちろん、個人プライムの特典(Prime Video, Music, お急ぎ便など)をプライベートでフル活用している方にとっては、追加2,450円でビジネス機能が使えるので非常にお得です。
しかし、「ビジネスのためだけ」と考えると、年間8,450円のコストがかかることを念頭に置く必要があります。とはいえ、3ユーザーまで使えるEssentialsプラン(年会費6,900円)と比較しても、個人プライム特典が使えることを考えれば、十分に競争力のある価格設定と言えるでしょう。
デメリット④:ビジネス向け特典は上位プランより限定的
Businessプライムには、Duoの他にEssentials(3ユーザー)、Small(10ユーザー)といった上位プランが存在します。これらの上位プランと比較すると、Duoのビジネス向け特典は一部制限されています。
特に大きな違いは、購買コントロール機能です。
上位プランでは、「承認ルール(〇円以上の購入は承認が必要)」「購入制限(特定のカテゴリ商品の購入を禁止)」といった、組織向けの購買管理機能が使えます。
Duoは1人での利用が前提のため、これらの機能はありません。あくまで個人の裁量で購買活動を行う方向けのシンプルなプランとなっています。
デメリット⑤:アカウント管理を怠ると公私混同のリスクも
BusinessプライムDuoは、個人のAmazonアカウントとビジネスアカウントを切り替えて利用する仕組みです。
この切り替えはワンクリックで簡単に行えますが、うっかり切り替えを忘れてしまうと、
- 経費で買うべき備品を、個人アカウントで注文してしまった
- プライベートの買い物を、誤ってビジネスアカウントで注文し、請求書払いにした
といったミスが起こる可能性があります。
特に確定申告の時期に「この購入はどっちだっけ?」と慌てないためにも、購入の都度、どちらのアカウントでログインしているかをしっかり確認する習慣が必要です。
デメリットを上回る!個人事業主なら見逃せない4つのメリット

ここまでデメリットを強調してきましたが、もちろんそれを補って余りある強力なメリットが存在します。
メリット①:圧倒的なコストパフォーマンス
デメリット③で実質コストの話をしましたが、それでもなお、個人プライム特典+ビジネス機能が年間8,450円で利用できるのは破格です。すでにプライム会員の方なら、月々約205円の追加投資で、後述する経費管理の効率化や割引が手に入ります。
メリット②:経費精算が劇的に楽になる(請求書払い・分析ツール)
個人事業主にとって最も嬉しいのがこの機能でしょう。
- 請求書払い(Paid様 掛け払い): 商品の受け取り後に、月の購入分をまとめて翌月に支払えます。これにより、キャッシュフローに余裕が生まれます。都度のカード決済が不要になるのも大きな利点です。
- 購入分析ツール: いつ、何を、いくらで購入したかがダッシュボードで一目瞭然。領収書の一括ダウンロードも可能で、面倒な経費入力作業や確定申告の準備時間を大幅に削減できます。
メリット③:ビジネス限定価格や数量割引でお得に購入
Amazonビジネスでは、一部の商品が法人・個人事業主向けの特別価格で提供されています。また、同じ商品を複数購入する場合に適用される「数量割引」もあり、オフィス用品や消耗品の仕入れコストを削減できます。
メリット④:事業用の購入と支出を明確に分離できる
デメリット⑤のリスクの裏返しになりますが、正しく運用すれば、事業用と個人用の購入履歴・支払い方法を完全に分離できます。これにより、公私混同を防ぎ、クリーンな会計管理が実現します。確定申告の際に、事業用の支出だけを明確に抽出できるのは大きな安心材料です。
【簡単3ステップ】BusinessプライムDuoの登録方法と注意点

「デメリットも理解した上で、やっぱり登録したい!」という方のために、登録手順を簡単にご紹介します。
ステップ①:Amazonビジネスアカウントを作成・認証
まずはAmazonビジネスの公式サイトから、無料のビジネスアカウントを作成します。開業届や確定申告書の控えなど、事業を証明できる書類が必要になる場合がありますので、準備しておくとスムーズです。審査には数日かかることもあります。
ステップ②:個人のプライムアカウントと紐付け
ビジネスアカウントの認証が完了したら、Businessプライムの登録ページに進みます。そこで、現在利用している個人のAmazonプライムアカウントの情報を入力し、アカウントを紐付けます。
ステップ③:支払い方法を設定して登録完了
BusinessプライムDuoの年会費2,450円を支払うためのクレジットカード情報を登録します。これで登録は完了し、すぐにビジネス向けの特典が利用できるようになります。
将来事業が大きくなったら?プラン変更もスムーズで安心
「今は一人だけど、来年にはアシスタントを雇うかも…」という方もご安心ください。
Businessプライムは、事業の成長に合わせていつでも上位プラン(Essentialsなど)にアップグレードが可能です[2]。Duoで始めて、必要になったタイミングでプランを見直せるので、スモールスタートに最適なプランと言えるでしょう。
まとめ:デメリットを理解すれば、BusinessプライムDuoは個人事業主の最強の武器になる
最後に、この記事の要点をまとめます。
BusinessプライムDuoの5つのデメリット:
- 1ユーザー限定: 複数人での管理はできない。
- 個人プライム必須: 単体での契約は不可。
- 実質コスト: 個人プライム年会費との合計で考える必要がある。
- 機能制限: 上位プランにある購買コントロール機能はない。
- 公私混同リスク: アカウント切り替えの注意が必要。
これらのデメリットは、「一人で事業を運営する、既存のAmazonプライム会員」にとっては、ほとんど問題にならないものばかりです。
むしろ、月々約205円の追加負担で「経費精算の効率化」「コスト削減」「会計管理の透明化」といった絶大なメリットを享受できるなら、導入しない手はありません。
もしあなたが条件に当てはまる個人事業主や副業ワーカーなら、BusinessプライムDuoはあなたの事業を加速させる強力な武器になるはずです。まずは無料のAmazonビジネスアカウント作成から始めてみてはいかがでしょうか。

【無料】Amazonビジネスで見積書・請求書払いが簡単に!
- 見積書・請求書発行が簡単!(法人向け特典)
- 年会費無料
- メアドだけでカンタン
- 登録法人割引・数量割引でさらにお得
- 法人カード利用でポイントも貯まる
従業員でも気軽に登録できる
FAQ:BusinessプライムDuoに関するよくある質問
Q1. 個人プライム会員ですが、BusinessプライムDuoに登録するとPrime Videoは見れなくなりますか?
A1. いいえ、見れなくなりません。Prime VideoやAmazon Musicなどのエンタメ系特典は、紐付けた個人のプライムアカウント側で引き続き利用できます。ビジネスアカウント側では利用できません。
Q2. 年会費2,450円の支払いタイミングはいつですか?
A2. BusinessプライムDuoに登録した日が課金日となり、そこから1年ごとに自動更新されます。
Q3. 請求書払いの手数料はかかりますか?
A3. いいえ、請求書払い(Paid様 掛け払い)の利用に手数料はかかりません。ただし、支払い期日に遅れると遅延損害金が発生する場合があります。
Q4. 間違ってビジネスアカウントで私物を買ってしまいました。キャンセルできますか?
A4. 発送前であれば、通常のAmazonでの注文と同様にキャンセルが可能です。発送後の場合は、返品ポリシーに従って返品手続きを行ってください。経費計上しないように注意が必要です。
Q5. 途中で個人プライムを解約した場合、BusinessプライムDuoはどうなりますか?
A5. BusinessプライムDuoの利用資格は、個人プライム会員であることが条件です。個人プライムを解約した場合、Duoの更新ができなくなるか、利用資格が失われる可能性があります。詳しくはAmazonの規約をご確認ください。
参照文献リスト
[1] Amazon.co.jp: Businessプライム (https://www.amazon.co.jp/businessprime
)
[2] Amazon.co.jp ヘルプ&カスタマーサービス – Businessプライム会員プランの変更 (https://www.amazon.co.jp/gp/help/customer/display.html?nodeId=202159880&ref_=ab_bps_acq_terms