Amazonビジネスに登録しようとして、「招待コードを入力してください」という情報を見かけて手が止まっていませんか。

先に答えを書きます。通常の新規登録に招待コードは不要です。メールアドレスと会社情報だけで、年会費0円で登録できます。

ただし「招待コード」を探している人には2つのパターンがあって、どちらなのかで次にやることがまったく変わります。ここを取り違えると、いつまで待っても来ないコードを待ち続けることになります。

僕は製造業の総務課でAmazonビジネスを4〜5年運用していて、社内の登録サポートも担当しています。その経験から、両方のパターンの進め方をまとめました。

まず確認:あなたはどちらですか?

A:会社がすでにAmazonビジネスを使っている
あなたが探しているのは「コード」ではなく、管理者から届く招待メールです。届かない原因はほぼ3つに絞れます。
「招待が届かない時の対処法」へ進む

B:これから自分の会社・お店で使い始めたい
そもそも招待コードは登場しません。この後の手順で、そのまま無料登録に進めます。
「登録方法5ステップ」へ進む

\ 年会費0円・法人も個人事業主も登録できます /Amazonビジネスに無料で登録する

目次

結論:Amazonビジネスの通常登録に招待コードは不要

Amazonビジネスは、事業を行っている法人または個人事業主であれば、特定の招待がなくても誰でも無料で登録できます。必要なのは、事業内容を証明できる情報だけです。

僕が自社で開設したときも、社内の同僚をアカウントに追加したときも、「招待コード」という文字列は一度も出てきませんでした。登録フォームにその入力欄自体が存在しません。

誰でも無料で登録可能

Amazonビジネスの対象は、大企業だけではありません。中小企業、学校、非営利団体、そして個人事業主まで幅広くカバーしています。公式サイトから直接申し込めて、その際に招待コードの入力を求められることはありません。

個人事業主やフリーランスも対象

開業届を出している個人事業主やフリーランスも対象です。屋号での登録もできます。個人のAmazonアカウントとは別に事業用の購買アカウントを分けられるので、確定申告のときに「これは経費、これは私物」と仕分ける作業がなくなります。

なぜ「招待コード」という噂が?混乱の原因は3つ

登録に不要なのに、なぜ「招待コードが必要」という情報が出回っているのか。原因は3つあります。自分がどれに当てはまるかで、この後やることが決まります。

原因1:キャンペーン用の「クーポンコード」との混同

Amazonは時期によって新規登録者向けのキャンペーンを実施します。特定のパートナー企業を経由して登録すると割引クーポンが付く、といったケースです。このとき発行される「キャンペーンコード」が「招待コード」と混同されています。

これは登録に必要なコードではなく、登録した後の買い物で使う割引コードです。持っていなくても登録は進みます。

原因2:既存アカウントへのメンバー招待(これが一番多い)

Amazonビジネスは1つのアカウントに複数ユーザーを追加できます。会社の管理者が経理担当や購買担当を追加するとき、対象者に招待メールが届きます。

僕も総務側として社員を追加する立場ですが、こちらが送るのはメール内のリンクであって、コードを口頭やチャットで伝えることはありません。「会社から登録するよう言われた」人が探しているのは、ほぼこのメールです。コードを探しても永久に見つかりません。

会社から「Amazonビジネスに登録して」と言われた人は、管理者にメールの再送を頼むのが最短ルートです。自分で新規登録すると会社とは別のアカウントができてしまい、法人価格も請求書払いも使えません。

原因3:「ビジネス向け=招待制」という思い込み

初期のGmailのように、招待がないと使えないサービスの記憶から「ビジネス向けサービスは招待制だろう」という先入観を持っている人もいます。現在のAmazonビジネスは誰でも申し込めるオープンなサービスです。

Amazonビジネスの登録方法【5ステップ】

招待コードが不要だと分かったところで、実際の登録手順です。すべてオンラインで完結します。

ステップ1:公式サイトへアクセス

Amazonビジネスの公式サイトで「無料で登録する」をクリックします。ここで「個人アカウントをアップグレードする」か「新規に事業用アカウントを作る」かを選べます。

経費管理の観点では新規作成をおすすめします。個人アカウントをアップグレードすると、これまでの私物の購入履歴と会社の備品が同じ画面に並びます。後から分離するのは手間なので、最初に分けておく方がラクです。

ステップ2:アカウント情報の入力

事業用のメールアドレス、氏名、パスワードを設定します。ここで登録したアドレスにAmazonからの重要な通知が届くので、個人アドレスではなく、退職・異動しても引き継げる代表アドレスにしておくと後で困りません。

ステップ3:事業情報の登録

事業に関する情報を入力します。

  • 法人または個人事業主の正式名称
  • 住所
  • 電話番号
  • 開業届や法人番号などの事業を証明する情報

この情報は審査で使われます。登記簿や開業届の表記と1文字ずつ合わせてください。「株式会社」を「(株)」と略すだけでも確認に時間がかかることがあります。

ステップ4:本人確認

登録した電話番号かメールアドレスに確認コードが送られます。これを画面に入力すれば本人確認は完了です。ここで届く「確認コード」を招待コードだと思ってしまう人もいますが、別物です。

ステップ5:審査と登録完了

入力が終わるとAmazon側の審査が始まります。審査は数時間から3営業日程度です。承認されるとメールで通知が届き、全機能が使えるようになります。

入力自体は5分ほどで終わりますが、使えるようになるのは審査が通ってからです。さらに請求書払いを使う場合は、登録後に別途申請と審査があります。
「今日中に発注したい」となってから登録すると、確実に間に合いません。使う予定があるなら、発注が必要になる前にアカウントだけ作っておくのが正解です。年会費はかからないので、寝かせておいても損はしません。

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招待コードが「届かない」「どこにある?」ときの対処法

ここからは、冒頭の分岐で「A:会社がすでにAmazonビジネスを使っている」だった人向けです。状況別に整理しました。

状況対処法
そもそも招待コードが必要だと思い込んでいる不要です。公式サイトから通常登録を試してください。ほとんどはこれで解決します。
会社の同僚から招待されたはずなのにメールが来ない管理者に①送信先アドレスが合っているか ②再送してもらえるかを確認。招待メールには有効期限があり、切れていると再送が必要です。
キャンペーンのコードが届かない迷惑メールフォルダとGmailの「プロモーション」タブを確認。見つからなければキャンペーンの提供元へ問い合わせ。
コードを持っているが入力欄が見つからない登録フローに入力欄は表示されません。そのコードは登録後の購入時に使うクーポンである可能性が高いです。
上記すべてを試しても解決しないAmazonビジネスのカスタマーサービスへ直接問い合わせるのが確実です。

招待メールが迷惑メール判定されているケースが実際にありました。社内で追加した人から「来ません」と言われたら、まず迷惑メールフォルダを見てもらってください。

Amazonビジネスを導入する6つのメリット

招待コードの悩みが解決したところで、実際に使うとどう変わるかを書いておきます。4〜5年使って本当に効いたものから順に並べました。

1. 見積書をその場でPDF発行できる

カートの中身からワンクリックで見積書PDFが作れます。これが一番使っています。稟議に見積書を添付する必要がある会社だと、これまで販売店に依頼して届くまで1〜2日待っていた工程が消えます。相見積もりを取るときも同じです。

2. 請求書払いで立替精算がなくなる

月末締めの翌月払いに対応しているので、社員がいちいち自腹で立て替えて経費精算する流れをなくせます。経理の負担が目に見えて減ります。ただし利用には別途審査があり、与信枠も設定されます。登録すれば即使えるわけではない点は注意してください。

3. 法人価格・数量割引

一部の商品には通常のAmazonに出ない法人価格が設定されています。同じ商品をまとめ買いすると数量割引が効くこともあります。ただし全商品ではありません。消耗品や事務用品では効きますが、期待しすぎると肩透かしを食らいます。モノタロウやアスクルの方が安い品目も普通にあるので、単価の張るものは都度比較した方がいいです。

4. 部署コード・勘定科目を注文時に入力できる

注文時に部署コードや勘定科目を入力する欄を作れます。これを最初に設計しておくかどうかで、月末の仕分け作業が激変します。後から入れると過去分がバラバラのままなので、導入直後にやっておくのがおすすめです。

5. 承認ルールでハンコ待ちを減らせる

ユーザーごとに権限を設定し、一定金額以上は上長承認を挟む、といったルールを組めます。紙の稟議書を回していた工程を画面上に載せられるので、承認待ちで止まる時間が短くなります。

6. 誰が何を買ったかを可視化できる

「誰が」「いつ」「何を」買ったかを一覧で追えます。同じ消耗品を複数の部署がバラバラに少量発注していた、といった無駄が見つかります。

【おまけ】個人のAmazonプライムなら紹介リンクで1,000円分のポイント

ここまで書いてきたAmazonビジネスとは別のサービスの話ですが、「コードで特典がもらえる」という点で混同されやすいので触れておきます。

個人向けのAmazonプライムには紹介プログラムがあり、紹介リンク経由で入会すると1,000円分のポイントがもらえます。Amazonビジネスの登録では使えません。プライベート用として検討している人だけ読んでください。

  • プライム会員からの紹介リンクをクリックして入会する
  • 支払い方法と請求先住所を入力し、30日間の無料体験を開始する
  • 登録後30日以内に、合計2,000円分の買い物をする
  • 条件達成から60日後に1,000円分のポイントが付与される

条件を見て分かるとおり、受け取りまで最短でも3ヶ月近くかかります。2,000円の買い物が前提なので、もともとAmazonで買い物をする人向けの特典です。無料体験期間中に解約してもペナルティはありませんが、その場合はポイントの条件も達成できません。

マイページのキャンペーン画面で「クリア」と表示されれば条件達成です。反映には数日かかることがあります。

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まとめ:探すのをやめて、今日中に手を動かす

この記事の要点です。

  • Amazonビジネスの通常登録に招待コードは不要。入力欄そのものが存在しない
  • 「招待コード」の正体は、キャンペーン用クーポンか、既存アカウントへの招待メール
  • 会社から言われて登録する人は、コードではなく管理者からの招待メールを探す
  • 新規で始める人は、入力は5分。ただし審査に数時間〜3営業日、請求書払いはさらに別審査

招待コードを探して止まっていた手は、これで動かせます。Aの人は管理者にメールの再送を頼む、Bの人はアカウントを作る。どちらも今日中に終わります。

特にBの人は、審査に数日かかる分だけ登録が早いほど得をします。年会費はかからないので、使うかどうか迷っている段階でアカウントだけ作っておいて問題ありません。実際に発注が必要になったとき、審査待ちで動けない状態が一番もったいないです。

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よくある質問

個人事業主ですが、屋号で登録できますか?

できます。登録時に屋号(ビジネス名)を入力する欄があります。開業届に記載した屋号をそのまま使ってください。

登録の審査にはどれくらい時間がかかりますか?

通常は数時間から3営業日程度です。入力した事業情報に確認が必要な場合は、それ以上かかることもあります。急ぎの発注予定があるなら、余裕をもって申し込んでください。

個人のAmazonプライム会員ですが、特典は引き継がれますか?

引き継がれません。Amazonビジネスには「Businessプライム」という別の有料プランがあり、加入すると対象商品のお急ぎ便が無料になるなど事業向けの特典が受けられます。個人のプライムとは完全に別枠です。

登録に必要な書類は何ですか?

法人番号(法人の場合)や、開業届・確定申告書の情報(個人事業主の場合)など、事業を証明できる情報の入力を求められます。書類画像のアップロードは通常不要ですが、審査の過程で提出を求められることがあります。

招待コードを持っているのですが、どこで入力すればよいですか?

現在の登録フローに招待コードの入力欄はありません。お持ちのコードがキャンペーンコードであれば、登録後の案内に従うか、購入時にプロモーションコードとして入力する形になります。不明な場合はコードの発行元かAmazonのカスタマーサービスへ確認してください。

会社がすでに使っている場合、自分で新規登録してもいいですか?

やめた方がいいです。会社とは別のアカウントができてしまい、法人価格も請求書払いも共有できません。管理者に招待メールの再送を依頼してください。

参照

[1] Amazon Business 公式サイト, https://www.amazon.co.jp/business/

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