XServerには、ブログやサイトのアクセス状況を簡単に把握できる「アクセス解析機能」が標準で備わっています。この機能を活用すると、特別な設定なしで訪問者数やページごとの閲覧データをすぐに確認できます。

また、Googleアナリティクス(GA)を導入せずに基本的な解析ができるため、初心者にもおすすめです。

本記事では、XServerアクセス解析の使い方をステップごとに解説します。

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1. XServerのアクセス解析とは?基本機能とできること

XServerのアクセス解析の特徴

XServerのアクセス解析機能は、サーバーを利用するだけでページの訪問者数やページビューを自動で計測し、簡単に確認できます。特に初めてアクセス解析を利用する方にとっては、難しい設定が必要ない点が大きな魅力です。
XServerビジネスの料金体系徹底解説を確認して、料金プランに含まれる機能の詳細も確認してみましょう。

Googleアナリティクスとの違い

GA4ではページ単位やユーザー属性に基づいた詳細なデータを取得できますが、XServerのアクセス解析はサイト全体や特定のページ単位でデータを確認することに特化しています。タグ設置が不要なため、導入のハードルが低く、サイト運営において基本的なアクセス状況を確認したい方には十分な機能です。
➡ Googleアナリティクスと違い、XServerの標準機能で手軽に解析できる点は法人・個人事業主向け!XServerビジネスを選ぶべき3つの理由でも詳しく説明しています。

2. XServerアクセス解析で分かること

XServerアクセス解析では以下のような情報を確認できます。

  • 訪問者数:ユニークなユーザーの数。IPアドレスに基づいてカウントされるため、同一のIPからのアクセスは重複してカウントされません。
  • ページビュー(PV):ページが表示された回数。ユーザーが同じページを何度も閲覧した場合もカウントされます。
  • 訪問回数:同一のIPアドレスからのアクセスを1回としてカウントしますが、1時間以内のアクセスは同一訪問として扱われます。

さらに、日別や週別のアクセス数、時間帯や曜日ごとのアクセス数、利用されているブラウザやOSの種類も確認できます。
➡ ビジネスサイト向けにメールサーバーの設定も気になる方は、ビジネス用メールサーバーの基礎知識の記事も役立つでしょう。

3. XServerのアクセス解析の使い方【簡単3ステップ】

ステップ1:アクセス解析画面へのアクセス方法

  1. XServerの管理画面にログインします。
  2. 左側のメニューから「アクセス解析」を選択して、解析画面へ移動します。

アクセス解析を始めたいドメインを選択しましょう。

アクセス解析対象アドレスの追加、削除を行うことが出来ます。追加されたアドレスがアクセス解析対象サイトとなります。

これでXServerでアクセス解析を利用できるようになるよ!

ステップ2:期間やデータの選択と確認方法

アクセス解析画面で、期間を指定することで特定の期間のデータを絞り込むことができます。特定のページごとや日ごとのアクセス数も確認できます。

ステップ3:レポートの見方とデータのダウンロード

各ページのPVや訪問者数が表示されたら、必要に応じてCSV形式でダウンロードし、データを保存・分析できます。これにより、訪問が増加したタイミングやページごとの人気度を把握しやすくなります。

4. アクセスログの使い方:サイトの詳細データを把握する方法

アクセスログの基本

アクセスログは、ページ単位ではなく、ファイル単位でのアクセス記録です。HTMLや画像ファイルなど、すべてのアクセス履歴が記録され、SEOの改善やセキュリティ対策にも活用できます。

データの保存期間と拡張方法

XServerでは、アクセスログを最大で9週間まで保存できます。サーバーの管理画面から設定変更が可能です。標準設定では30日間ですが、長期的な解析が必要な場合には延長設定を行うことをおすすめします。
➡ 他社からの引越しを検討している場合は、【移管方法】他社からエックスサーバービジネスへ引越しする方法も参考にしてください。

5. 用語解説:アクセス解析に必要な基本用語

アクセス解析の理解には基本用語の把握が不可欠です。以下の用語はよく使われるため、最低限押さえておきましょう。

  • 訪問者数:同一人物としてカウントされるユニークな訪問者数
  • ページビュー(PV):ページが表示された回数
  • 訪問回数:1時間以内のアクセスは1回としてカウント

6. Googleアナリティクスとの違いと使い分け

XServerのアクセス解析はタグを必要としませんが、Googleアナリティクス(GA)は詳細なタグ設置が必要です。そのため、データを正確に収集したい場合にはGAを導入すると良いでしょう。反対に、基本的な訪問者数やページビューだけを把握したい場合にはXServerの解析機能で十分です。
➡ 通常プランとビジネスプランの違いについて気になる方は、Xserverビジネスの違いを徹底解説!の記事も合わせてどうぞ。

7. XServerアクセス解析を活用したサイト改善のポイント

ページ別分析

特定のページが多く見られている場合、該当ページのコンテンツを充実させることで、さらに訪問者の満足度を高められます。

時間帯分析

アクセスが多い時間帯に合わせて記事を更新することで、より多くの訪問者を獲得しやすくなります。

デバイス対応

スマホやタブレットからの訪問が多い場合、モバイル対応のデザインを検討することで、ユーザーの使いやすさが向上します。
➡ 実際のXServerビジネスの利用体験が気になる方は、レビュー:エックスサーバービジネスの口コミ評判もおすすめです。

8. まとめ:XServerアクセス解析で効果的なサイト運営を

XServerのアクセス解析機能を活用することで、サイトの訪問者数や行動を把握し、効率的な運営が可能です。Googleアナリティクスと併用し、目的に合わせた分析を行うことで、さらに訪問者満足度やSEO効果を高められるでしょう。

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